Windows で Process Monitor(Procmon)のログを収集する方法

更新 May 26, 2025
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この記事の情報は、Dropbox サポートで問題のトラブルシューティングを行っている Dropbox ユーザーに適用されます。


Dropbox サポート チームは、お客様の環境で発生している問題を診断して対処するために、Process Monitor(Procmon)のログの提供を依頼することがあります。この記事では、2 種類の Procmon ログの生成手順を説明します。

  • システム イベント ログ
  • ブート ログ

Procmon ログとは

Process Monitor(Procmon)は、マイクロソフトが提供する Windows 環境のモニタリング用の Sysinternals ツールです。Procmon ログは、お使いのパソコン上のファイル システム、レジストリ、プロセス操作に関連するシステム アクティビティをリアルタイムで追跡します。

 

Dropbox サポート チームが提供をお願いする可能性のある Procmon ログには 2 種類あります。以下のように、それぞれシステム アクティビティの異なる領域に焦点を当てています。

  • システム イベント ログは、パソコンの稼働中にシステム、レジストリ、およびプロセス アクティビティを記録したものです。
  • ブート ログには、システムの起動中に発生するアクティビティが記録されます。

 

システム イベント ログを収集する方法

システム イベント ログは、高い CPU 使用率や設定ファイルの問題など、システムの性能やアプリケーションの動作に関するさまざまな問題のトラブルシューティングに使用できます。

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重要:手順を始める前に、お使いのオペレーティング システム用の最新バージョンの Process Monitor をダウンロードして解凍してください。

システム イベント ログを収集するには:

  1. 使用していないアプリケーションをすべて閉じます。
  2. エクスプローラーを開き、「ProcessMonitor」を検索します。
    • :「ProcessMonitor」フォルダの保存先がわからない場合は、ダウンロード フォルダを探してみてください。
  3. 「ProcessMonitor」フォルダを開きます。
  4. すべて展開…]をクリックします。
  5. 展開]をクリックします。
  6. Procmon をダブルクリックして、Process Monitor を起動します。
  7. [Sysinternals Software License Terms]ウィンドウが開いたら、[Agree]をクリックします。
  8. プロンプトが表示されたら、[はい]をクリックして、ユーザー アカウント制御(UAC)による変更を許可します。
  9. Capture アイコンをクリックします。
  10. 発生している問題を再現するために必要なアクションを行います。
  11. 問題を再現できたら、[Process Monitor]ウィンドウに戻ります。
  12. Capture アイコンをクリックして録画を停止します。
  13. Save アイコンをクリックします。
  14. All events]を選択します。
  15. Native Process Monitor Format (PML)]を選択します。
  16. [Path]の[…]をクリックして、ログ ファイルの保存場所を指定します。次の場所に保存することをおすすめします。
    C:\Users\<YourUserName>\Downloads\ProcessMonitor\Logfile.PML
    
  17. OK]をクリックします。

サポート エージェントに返信する際に、Logfile.PML ファイルを添付してください。

 

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:20 MBを超えるファイルをアップロードする場合は、Dropbox アカウントにアップロードした上でリンクを共有することをおすすめします。

ブート ログを収集するには:

  1. 使用していないアプリケーションをすべて閉じます。
  2. Process Monitor が保存されているフォルダに移動します。
  3. 「ProcessMonitor」フォルダを開きます。
  4. 「Procmon.exe」をダブルクリックして、Process Monitor を起動します。
  5. メニュー バーの[オプション]をクリックします。
  6. Enable Boot Logging]をオンにします。
  7. OK]をクリックします。
  8. パソコンを再起動します。
    • :パソコンの再起動には、最長 15 分かかる場合があります。
  9. Process Monitor を起動します。
    • :ブート ログに収集されたデータを保存するかどうかを尋ねられます。
  10. はい]をクリックします。

これでサポート エージェントに返信する際に、ブート ログ ファイルを添付できるようになりました。

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:20 MBを超えるファイルをアップロードする場合は、Dropbox アカウントにアップロードした上でリンクを共有することをおすすめします。

explorer.exe のダンプ ファイルを作成する方法

ダンプ ファイルの作成は、特にクラッシュや想定外の動作が発生してトラブルシューティングを行う場合に通常必要になります。コア ダンプ ファイルは、特定の時点におけるプロセスのメモリの内容を記録したもので、アプリケーションの状態を分析し、動作の原因を特定する上で非常に役立ちます。

 

explorer.exe のダンプ ファイルを作成するには:

  1. Windows タスク マネージャーを開きます。
  2. [詳細]タブを選択します。
  3. explorer.exe プロセスを右クリックします。
  4. メモリ ダンプ ファイルの作成]を選択します。
  5. 完了通知が表示されるまで待ちます。
  6. ファイルの場所を含む通知が表示されます。
  7. 指定されたフォルダに Windows エクスプローラーで移動して、.dmp ファイルにアクセスします。
  8. .dmp ファイルを圧縮します。

エージェントに返信する際に、.dmp ファイルを添付してください。

:20 MBを超えるファイルをアップロードする場合は、Dropbox アカウントにアップロードした上でリンクを共有することをおすすめします。

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