Windows や Mac のパソコンにある非表示の「Dropbox」フォルダは何ですか?

稀に、ご利用のパソコンにある Dropbox フォルダに非表示ファイルや、メインの Dropbox フォルダの 2 つめのバージョンが表示されることがあります。その場合には 2 つの状況が考えられます。

  • パソコンで Dropbox フォルダの名前が変更された場合(Dropbox Business チームに参加後、ビジネス用と個人用のアカウントをリンクした場合)
  • オペレーティング システムで非表示ファイルやフォルダを有効にした場合

:Windows をご利用されている場合に、.dropbox フォルダが Windows のルート Dropbox フォルダ レベルで表示されることがありますが、これは削除しないでください。

パソコンで Dropbox フォルダの名前を変更した場合

パソコンで Dropbox フォルダの名前を変更すると、Dropbox アプリは以前のフォルダ名(「Dropbox」)を使用して隠しフォルダを作成します。これを「symlink(シンボリンック リンク)」といいます。シンボリック リンクはパソコンにある別のファイルに向けたファイルです。

パソコンで隠しファイルやフォルダを表示するように設定している場合、シンボリック リンクはそのパソコンで 2 つめの Dropbox フォルダのように表示されますが、実際はそうではありません。この非表示フォルダは以前のロケーション パスから新しい Dropbox フォルダにポイントするようになっています。非表示ファイルを見ないようにするには、デバイスの設定を変更してください。

隠しファイルのパソコン設定を変更する

Windows をご利用の場合

隠しファイルを表示するように Windows パソコンが設定されているか確認してください。

Mac

隠しファイルが見えないようにする

  1. ターミナル アプリを開きます。
    • アプリケーション]、[ユーティリティー]、[ターミナル]の順にクリックします。
  2. ターミナルに次のラインをコピーして貼り付けてから Enter キーを押します。
            defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles NO
        

隠しシンボリック リンク フォルダに関する注意事項

  • 場合によっては、パソコンに入っているプログラムが機能するには元の Dropbox フォルダのパス名を必要としているケースもあるので、メインの Dropbox フォルダの名前を変更した場合は、隠しシンボリック リンク フォルダをそのままにしておくことが最善策かもしれません。
  • シンボリックリンクのフォルダは、パソコンや Dropbox の容量を消費することはありません。
  • シンボリック リンクのフォルダ内にあるファイルを削除すると元のファイルも削除されます。
    • ただし、非表示のシンボリックリンクのフォルダ自体を削除しても、メインの名前が変更された Dropbox フォルダが削除されることはありません。

オペレーティング システムで「.dropbox」隠しフォルダを有効にした場合

Dropbox はメインの Dropbox フォルダと共有フォルダに関する情報記録を維持します。この情報はメインの Dropbox フォルダまたは共有の親フォルダ(例:他のファイルやフォルダを含む共有フォルダ)にある「.dropbox」というフォルダに保存されています。

オペレーティング システムで隠しファイルやフォルダを閲覧できるように有効にしていない限り、こうしたフォルダが表示されることはありません。

「.dropbox」フォルダやフォルダ内のファイルは削除しないことをおすすめします。削除すると、意図せずに Dropbox に共有フォルダを残したり複製を作成してしまう可能性があります。代わりに、オペレーティング システムでこうしたフォルダを非表示にするように設定を調整することができます。

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