非表示の「Dropbox」フォルダとは何ですか?
稀に、ご利用のパソコンにある Dropbox フォルダに「.dropbox」ファイルや、メインの Dropbox フォルダの 2 つめのバージョンが表示されることがあります。こういった非表示のファイルやフォルダが表示される場合、2 つの状況が考えられます。
- パソコンで Dropbox フォルダの名前が変更された場合(Dropbox チームに参加後、ビジネス用と個人用のアカウントをリンクしたなど)
- オペレーティング システムで非表示ファイルやフォルダを有効にした場合
重要:「.dropbox」フォルダやフォルダ内のファイルは削除しないことをおすすめします。削除すると、意図せずに Dropbox に共有フォルダを残したり複製を作成してしまう可能性があります。これらのファイルを表示したくない場合は、以下の手順に従って、非表示のフォルダが表示されないようにしてください。
Dropbox フォルダの名前を変更すると非表示のフォルダが表示されるようになるのはなぜですか?
パソコンで Dropbox フォルダの名前を変更すると、Dropbox アプリは以前のフォルダ名(「Dropbox」)を使用して非表示のフォルダを作成します。これを「symlink(シンボリンック リンク)」といいます。シンボリック リンクはパソコンにある別のファイルに向けたファイルです。
隠しシンボリック リンク フォルダに関する注意事項
メインの Dropbox フォルダの名前が変更されている場合は、非表示のシンボリックリンクのフォルダには何も手を加えないでください。ご利用のパソコンのプログラムの中には、元の Dropbox パス名(「Dropbox」)に依存しないと機能しないものがあります。
シンボリックリンクのフォルダは、パソコンや Dropbox の容量を消費することはありません。
シンボリック リンクのフォルダ内にあるファイルを削除すると元のファイルも削除されます。ただし、非表示のシンボリックリンクのフォルダ自体を削除しても、メインの名前が変更された Dropbox フォルダが削除されることはありません。
パソコンで隠しファイルやフォルダを表示するように設定している場合、シンボリック リンクはそのパソコンで 2 つめの Dropbox フォルダのように表示されますが、実際はそうではありません。この非表示フォルダは以前のロケーション パスから新しい Dropbox フォルダにポイントするようになっています。非表示ファイルを見ないようにするには、デバイスの設定を変更してください。
非表示のファイルを表示しないようにする方法
Windows
非表示のファイルを表示するように Windows パソコンが設定されているか確認してください。
Mac
隠しファイルが見えないようにする
- パソコンからターミナル アプリケーションを開きます。
- 以下のコードをコピーしてターミナル ウィンドウに貼り付けます。
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles NO
3. キーボードの enter または return キーを押します。
Dropbox が非表示のファイルを作成する理由は何ですか?
Dropbox はメインの Dropbox フォルダと共有フォルダに関する情報記録を維持します。この情報はメインの Dropbox フォルダまたは共有の親フォルダ(例:他のファイルやフォルダを含む共有フォルダ)にある「.dropbox」というフォルダに保存されています。
オペレーティング システムで隠しファイルやフォルダを閲覧できるように有効にしていない限り、こうしたフォルダが表示されることはありません。