Dropbox アプリケーションは、Windows Server オペレーティング システムには対応していません。
ただし、サーバー サービスではなくユーザー アカウント内のアプリケーションとして Dropbox アプリを実行すると、この構成でも動作する場合があります。
注意点：
- Dropbox はサーバー用 OS を実行しているパソコンでご利用いただけます。
- Dropbox は、多数のユーザーがアクセスする単一のサービスとしてではなく、個々のユーザー アカウント内で動作します。ファイルを正しく同期するには、パソコン上で Dropbox ユーザー アカウントでのログイン状態を保持してください。
- 指定の Dropbox フォルダにはユーザー アカウント 1 件のみがアクセスし、そのフォルダはお客様のパソコンのメイン ドライブまたはそのパソコンに物理的に接続されているドライブに格納することをおすすめします。
- Dropbox サポートでは、サーバー OS 上で Dropbox アプリを実行したときに発生する問題については、サポートできないことがあります。
サポートされているオペレーティング システムについての詳細をご覧ください。
サーバーから独自のネットワークでローカルに Dropbox を共有することはできますか？
複数のユーザーが同じ Dropbox アカウントにアクセスできるようにするため、ローカル ネットワーク共有で 1 件の Dropbox フォルダを共有しようとするチームもいます。Dropbox フォルダの共有や Dropbox フォルダ内にあるその他のフォルダをローカル ネットワークで共有することは推奨していません。
ネットワークで Dropbox フォルダを共有すると、ファイルが変更された場合にネットワーク ファイル システムがその旨を通知しないため、問題が発生する可能性があります。Dropbox は「ファイル更新イベント」を待機して変更を同期するようになっています。サーバーで Dropbox フォルダ 1 件を共有すると、次の問題が発生する可能性があります:
- 権限の問題
- ファイル同期の問題
- 同期時間の遅延
バックアップを取るためにサーバー上にファイルを維持するには？
一部のチームは、Dropbox のほかにローカル サーバーでサブ バックアップとしてファイルのコピーを維持し、オフライン状態でもファイルにアクセスできるようにしています。
デフォルト設定により、Dropbox に保存したファイルはすべてオンラインで同期され、ユーザーのローカル ハードディスクで維持されます（選択型同期を使用している場合を除く）。そのため、オフライン状態でもローカル ハードディスクからファイルにアクセスすることが可能です。Dropbox にアップロードしたファイルで行われた編集は、アプリケーションが実行されている限りバックアップされます。編集や削除したファイルの復元が可能な期間はアカウントの種類により異なります。詳細はこちらの記事をご覧ください。
注: サーバーからのデータ移行およびフォルダ構造の設定や容量管理のオプションに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。
