Dropbox Business API の概要/チームが使用できるアプリについて
Dropbox Business API は、Dropbox プラットフォームを拡張してチーム メンバーの使い慣れたツールで共同作業できるようにする機能です。
Dropbox Business API は電子情報開示(eDiscovery)、データ紛失防止(DLP)、セキュリティ情報イベント管理(SIEM)などのセキュリティ、コンプライアンス、管理ソリューションおよび新しい優れたアプリ開発を可能にしています。
詳細については下記をご覧ください。ご利用を開始されるには、Dropbox によるサードパーティ製ソリューションのページにアクセスしてください。
チームが使用できるサードパーティ製ソリューションについて
アプリのリストは、Dropbox Business チームの[アプリ]ページでご覧いただけます。同ページには、サード パーティ製アプリのウェブサイトへのクイックリンクも記載されています。
ご利用可能なサード パーティ製ソリューション:
- セキュリティ情報イベント管理(SIEM)— Dropbox Business の管理者は社員のアクティビティを把握および管理し、管理者用ページから重要データにアクセスすることができます
- データ紛失防止(DLP)— PII や PCI など Dropbox Business アカウントに保管されている重要データを保護します
- データ損失防止(eDiscovery)と法的責任— 安全に検索でき、Dropbox Business アカウントに電子保管した情報(ESI)を収集/維持します
- デジタル著作権管理(DRM) — Dropbox Business に保管した組織のデータにサード パーティ製の暗号化を提供します
- データ移行とオンプレミスのバックアップ— 大容量のデータも移行しやすくなり、オンサイト データ バックアップで重要情報を安全に維持します
- ID 管理 — Active Directory など外部の ID プロバイダを使用して、組織は Dropbox Business チームの認証状態を維持できます
- カスタム ワークフロー— 社内アプリの構築に使用可能なツールをユーザーに提供し、ビジネス プロセスに Dropbox を統合します
チームがすでに使用しているアプリを管理するには
管理コンソールの[認証]ページでアプリを管理することができます。ご利用方法については次をご覧ください。
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- [管理コンソール]をクリックします。
- [設定]をクリックします。
- [アプリの権限]をクリックします。
各アプリには対応するアクセス タイプと、次のいずれかの権限レベルが指定されています。
- チーム情報— チームとデータ使用の集約に関する情報
- チーム監査— チーム情報とチームのアクティビティ ログに関する詳細
- チーム メンバーのファイル アクセス— チーム情報とチーム監査の閲覧、およびチーム メンバーのアカウントでデータへのアクセスと変更が可能
- チーム メンバーの管理— チーム情報の閲覧、およびチーム メンバーを追加/編集/削除することが可能
右側にある[X]をクリックするとチームのアプリを削除することもできます。
注:チーム メンバーがチーム アプリの他にも個人で使用しているアプリをアカウントにリンクしている可能性があります。ユーザーが個人的に追加したアプリは[認証]ページではなく、チームのアクティビティ ログで管理することが可能です。そのようにしてリンクされたアプリは、チーム メンバーのアカウント アクティビティ フィードに表示されます。
管理者がリンクしたアプリをチーム メンバーが表示するには
Dropbox Business の管理者はアプリをインストールし、ビジネス用アカウントにリストされているアクセス タイプを付与することができます。[アカウント セキュリティ]ページ にアクセスすると、 チーム メンバーはビジネス用アカウントにリンクされているアプリを表示することができます(チーム メンバー用のファイル アクセス権があるアプリ)。
チーム メンバーがアカウントにサードパーティ製ソリューションを追加するには
現在、サードパーティ製ソリューションを有効にできるのは Dropbox Business の管理者のみです。チーム メンバーがチーム用のアプリを追加しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます: 「チーム アプリをインストールできるのは管理者に限ります。」
デベロッパーが Dropbox Business API で新しいアプリを開発するには
Dropbox Business API を使用すると、デベロッパーはメンバーのファイル コンテンツへのアクセス権を指定できる、Dropbox Business チームの管理に便利でパワフルなビジネス用アプリケーションを構築することができます。
Dropbox Business の新しいアプリ開発に興味がある場合は、デベロッパー向けサイトにアクセスして詳細をご覧ください。