Dropbox アプリをオペレーティング システムのゴールデン イメージにインストールする
更新 Sep 18, 2023
事前にインストールされているソフトウェアとツールを使用してオペレーティング システム(OS)のイメージを作成し、テンプレートや「ゴールデン イメージ」として利用できます。こうして作成したイメージは複数のパソコンに複製されるので、迅速な導入が可能になります。
Dropbox をインストールした OS イメージを複製する際は、予期しないエラーの発生を防ぐために、この記事の手順に沿って操作してください。
ゴールデン イメージで Dropbox を準備する方法
OS のイメージを作成する前に、ユーザーが所有している Dropbox ファイルを削除します。こうすることで、強制的に Dropbox に複製したパソコン上で各ユーザー用に独自のキーとインスタンス データを作成させます。
- ゴールデン イメージに Dropbox インストーラーをダウンロードします。
- 表示される手順に沿って Dropbox をインストールしますが、ログイン画面が表示されてもログインはしないでください。
- タスクバーにある Dropbox のロゴをクリックします。
- 右上にあるアバター(プロフィール写真またはイニシャル)をクリックします。
- [Dropbox を終了]をクリックします。
- エクスプローラーを開きます。
- 次のパスをコピーして検索バーに貼り付けます:%LocalAppData%
- この場所から Dropbox フォルダを削除します。
- イメージングやスナップショットの処理を行う前に、Dropbox を再度実行しないようご注意ください。実行すると、LocalAppData 内に Dropbox フォルダがまた作成されてしまいます。
- コマンド ラインを開いてコマンド「%SystemRoot%\System32\Sysprep」を実行し、Sysprep プログラムを開始します。
- 表示されたダイアログ ボックスで[一般化する]のオプションがオンになっていることを確認します。このオプションがオンになっていると、UUID や Windows のアクティベーション キーといったシステム固有の情報が削除されます。
- Sysprep の[シャットダウン オプション]で[シャットダウン]を選択します。
- [OK]をクリックします。
- ゴールデン イメージを作成します。
複製したパソコンでユーザーが Dropbox アプリを起動すると、そのユーザーの Dropbox のユーザー ディレクトリが自動的に再現されます。
OS のイメージを作成する前に、ユーザーが所有している Dropbox ファイルを削除します。こうすることで、強制的に Dropbox に複製したパソコン上で各ユーザー用に独自のキーとインスタンス データを作成させます。
- ゴールデン イメージに Dropbox インストーラーをダウンロードします。
- 表示される手順に沿って Dropbox をインストールしますが、ログイン画面が表示されてもログインはしないでください。
- メニューバーにある Dropbox のロゴをクリックします。
- 右上にあるアバター(プロフィール写真またはイニシャル)をクリックします。
- [Dropbox を終了]をクリックします。
- ホーム ディレクトリから「-/.dropbox」の非表示フォルダを削除します。
- 注:イメージングやスナップショットの処理を行う前に、Dropbox を再度実行しないようご注意ください。実行すると、.dropbox フォルダがまた作成されてしまいます。
- UUID や 静的 IP などシステム固有の識別情報を削除し、複製前のインストールを完了します。
- パソコンをシャットダウンしてゴールデン イメージを作成します。
複製したパソコンでユーザーが Dropbox アプリを起動すると、そのユーザーの Dropbox のユーザー ディレクトリが自動的に再現されます。