Dropbox の管理による暗号化キー:概要

更新 Nov 02, 2023
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Dropbox の管理による暗号化キー システムは、Dropbox Enterprise のお客様にご利用いただけます。

Dropbox の管理による暗号化キー システム(DMEK)は、Dropbox が使用するキー管理システムであり、一意のチーム キーと多層のキー暗号化アプローチを使用してデータを暗号化する追加セキュリティ対策です。

最上位の暗号化キーは、Amazon Web Services のキー管理システム(Amazon Web Services Key Management:AWS KMS)によって生成され、ハードウェア セキュリティ モジュール(HSM)に保存されます。 名前空間(チーム フォルダ、共有フォルダ、制限付きフォルダ)の暗号化キーも同じ方法で作成され、Dropbox のデータベースに暗号化された形式で保存されます。

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  • DMEK システムは、チーム管理者またはセキュリティ管理者のみがアクティブ化できます。
  • チームの暗号化キーは 12 か月ごとに自動的にローテーションされます。
  • キーを取り消すと、チーム メンバー、管理者、および Dropbox のチーム データへのアクセスが完全に削除されます。
  • チーム管理者は、キー取り消しのリクエストと承認が可能です。
  • キーの取り消しは永続的なアクションであるため、キーを取り消すには、チーム管理者がリクエストを行い、他 2 人のチーム管理者が確認する必要があります。

アカウントで DMEK を有効にする方法

管理コンソールから DMEK システムを有効にするには、以下の手順を行います。

  1. dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
  2. 管理コンソール]を開きます。
  3. セキュリティ]をクリックします。
  4. 追加の暗号化]をクリックします。
  5. 高度なキー マネジメント]セクションで[Dropbox の管理による暗号化キー]の横の[有効にする]をクリックします。
  6. DMEK の有効化には最大 30 日かかる可能性があることを警告するポップアップ ウィンドウが表示されます。 [有効にする]をクリックして確定します。

Dropbox の管理による暗号化キーの横に表示される完了率から有効化の進行状況を確認できます。有効化が完了すると、Dropbox の管理による暗号化キーの横に[有効]と表示されます。

キーの取り消しをリクエストする方法

キーの取り消しは、すべてのアクセスを削除し、Dropbox 上のすべてのユーザーデータを完全に削除します。 失われたデータを復元する方法はないため、キーの取り消しは、少なくとも 3 人のチーム管理者(リクエストを行う管理に加え、キーの取り消しを確認する他 2 人のチーム管理者)の承認を得た場合にのみリクエストできます。

キーの取り消しをリクエストするには:

  1. dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
  2. dropbox.com/support にアクセスします。
  3. メールを送信]をクリックします。
  4. フォームに必要な情報とリクエストを入力します。
  5. Dropbox サポートから届いたリンクから本人確認を行います。

キーの取り消しを確認するため、Dropbox サポートから 2 人のチーム管理者に電話します。 全員が承認すると、Dropbox は取り消しリクエストの処理を開始します。

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:この操作を行うと、チーム メンバーは Dropbox 上のデータにアクセスできなくなり、アカウントにもアクセスできなくなります。

ブランド設定で共有する方法

キーの取り消しプロセスが完了すると、通知が届きます。
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  • リクエストのステータスは、dropbox.com/support から確認できます。 完了したリクエストは、管理コンソールの アクティビティ ログに表示されます。
  • Dropbox は、確認日から 24 時間以内にリクエストを処理することをお約束します。

アクティビティ ログで DMEK に関するログを表示する

DMEK に関連する操作が実行されると、管理コンソールのアクティビティ ログに一覧表示されます。

以下は DMEK に関連する操作の一覧です。

  • CancelKeyDeletion:キー管理サービス(KMS)によるキー削除イベントのキャンセル
  • CreateKey:新しいキーの作成または複製
  • DeleteKey:予定された期間の満了によるキーの削除
  • DisableKey:キー操作の無効化
  • EnableKey:キー操作の有効化
  • ScheduleKeyDeletion:キー削除のスケジュール設定
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