Dropbox の同期ではシンボリック リンクを使用できますか？

ファイル形式「.lnk」は、Windows のショートカット ファイルです。ショートカット ファイルとは、元のファイルをポイントする Windows のポインタです。Dropbox はこのようなリンクを処理できないため、ファイルを同期するには元のファイルを Dropbox フォルダ内に保管する必要があります。

参照リンクには異なる種類のものがあり、それぞれの機能に多少の違いもあります。オペレーティング システムによってはジャンクションやネットワーク フォルダとも呼ばれ、ファイルやディレクトリを参照する方法も異なります。

エイリアス（Mac）とショートカット（Windows）はファイルを示すラベルのようなものですが、シンボリック リンクはファイルの複製のようなもので、多くの場合、元のファイルのように動作します。そのため、Dropbox で共有されたエイリアスとショートカットは、パスが一致しないデバイスでは開かない場合があります。

2019 年半ばより前に、Dropbox フォルダ以外の場所にリンクするシンボリック リンクを使用して Dropbox アカウントに同期したアイテムは、「［フォルダ名］（シンボリック リンクのバックアップ コピー）」という文言が付いたそのフォルダのコピー内に保存されています。 
 

今後は、シンボリック リンクが参照する元の場所のアイテムに変更を加えても、Dropbox アカウントに同期されることはありません。元のアイテムの同期を継続するには、シンボリック リンクを使用する代わりに、そのアイテムを Dropbox アカウントに追加することをおすすめします。
 

デフォルトで、このフォルダは選択型同期の設定でオフになります。選択型同期の詳細はこちらをご覧ください。

2019 年半ばより前に、共有フォルダ内のシンボリックリンクおよび共有済み Dropbox フォルダ以外の場所にリンクするシンボリックリンクで Dropbox アカウントに同期したアイテムは、「Shared Symlink Backups」という名前の新しいフォルダに保存されています。今後は、シンボリック リンクが参照する元の場所のアイテムに変更を加えても、Dropbox アカウントに同期されることはありません。

この共有フォルダにアクセスできるユーザーも、これらのシンボリックリンクが参照するコンテンツにアクセスできなくなります。ただし、シンボリックリンク ファイルは引き続き表示されます。これらのユーザーがシンボリックリンクと、その参照先のアイテムの両方にアクセスできるようにするには、参照先のアイテムを共有フォルダ内に移動する必要があります。