ウェブ セッション管理:概要
この記事では、Dropbox Standard、Business、Advanced、Business Plus、Enterprise のチーム用 Dropbox でのみご利用いただける機能について説明します。
注:
- 現時点でウェブ セッション管理は Paper ウェブ セッションと完全には統合されていません。
- ウェブ セッション管理機能を使用してチーム メンバーがログアウトすると、Paper ウェブ セッションが期限切れになるまで最大 6 時間かかることがあります。
- セッションのアイドルが有効になっている場合、チーム メンバーが Paper を操作していても dropbox.com からログアウトした状態のままとなります。
注:
- 現時点でウェブ セッション管理は Dropbox Capture および Dropbox Replay と統合されていません。
- ウェブ セッション管理機能を使用してチーム メンバーがログアウトしても、Dropbox Capture と Dropbox Replay は期限切れになりません。
- セッションのアイドルが有効になっている場合、チーム メンバーが Dropbox Capture と Dropbox Replay を操作していても dropbox.com からログアウトした状態のままとなります。
ウェブ セッション管理機能を利用すると、チーム メンバーが dropbox.com でログイン状態を維持できる期間を管理者が制御できるため、組織のデータへの不正アクセスのリスクを軽減できます。管理者は次の 2 つのウェブ セッション管理オプションを利用できます。
- セッション維持期間:dropbox.com でチーム メンバーがログイン状態を維持できる期間を設定できます(例:1 週間や 1 か月など)。
- セッション アイドル時間:dropbox.com でチーム メンバーがログイン状態を維持しながらアイドル状態でいられる期間を設定できます(例:無操作状態が 48 時間に達するまでログイン状態を維持するなど)。
管理者は、これらのオプションのどちらか一方を利用するか、両方を併用することができます。
注:ウェブ セッション管理は、チーム メンバーが dropbox.com にアクセスした場合にのみ適用されます。Dropbox モバイル アプリまたはデスクトップ アプリへのアクセスには適用されません。
チーム メンバーがログイン状態またはアイドル状態になっている期間が管理者が設定した上限に達すると、そのメンバーのウェブ セッションが有効期限切れになります。有効期限が切れた後にメンバーが何か操作を行おうとすると、自動的にログアウト状態になり、再ログインを求められます。ただし、ウェブ セッション期間の上限に達しても、進行中のファイルのダウンロードには影響ありません。
管理者がセッション維持期間を設定すると、チーム メンバーがログインした時点からセッション期間の測定が開始されます。なお、セッションは日数で計算されます。たとえば、管理者がセッション維持期間を 1 週間に設定すると、チーム メンバーのセッションは、ログインした時点から 7 日間保持されます。
これらの設定は、管理コンソールの[ウェブ セッション管理]セクションにアクセスすると変更できます。
- dropbox.com にログインします。
- [管理コンソール]をクリックします。
- [設定]をクリックします。
- [詳細設定]で[ウェブ セッション管理]までスクロールし、セッション維持期間とセッション アイドル時間のどちらか一方または両方を設定します。
注:セッション維持期間を短縮すると、チーム メンバー全員が自動的にログアウト状態になります。このため、この設定の変更はチームの作業に支障をきたさないタイミングで行うことをおすすめします。