Windows 版 Dropbox アップデート：概要

更新 Nov 09, 2023

このアップデートは、先行リリースをオプトインしている一部のユーザーが現在利用できるベータ版であり、特定のビルドとしてダウンロードすることはできません。Dropbox の先行リリースには、追加の利用規約が適用されます。

Windows 版 Dropbox アップデートは、Cloud Files と呼ばれる Microsoft の新しい同期 API で導入された変更に重点を置いています。このアップデートは Windows 11 のデバイスに適用されます。今後 Windows との適切な統合を実現するため、弊社では、Cloud Files API を利用できるように同期エンジンを刷新しました。

Dropbox は、これらの変更と同時に、同期エクスペリエンスの信頼性と品質を維持するために積極的に取り組んでいます。

Windows 版 Dropbox アップデートを利用可能か確認するには：

画面右下のタスクバーに表示されている Dropbox アイコンをクリックします。
右上にあるイニシャルをクリックします。
［基本設定］をクリックします。
［同期］タブを開きます。
［今すぐ更新］をクリックします。
- アップデートを利用できない場合は［今すぐ更新］が表示されません。代わりに、現段階でアップデートを利用できない理由が表示されます。

Windows 版 Dropbox アップデートが利用可能になると、タスクバーの Dropbox アイコンに通知が表示されます。先行アクセスプログラムへの参加にご関心をお持ちの場合は、次の方法でオプトインできます。

Dropbox Basic、Plus、Professional、Essentials、Standard、Advanced、Business、Business Plus、Family プランをご利用の場合：先行リリースをオンにして、オプトインするための通知をお待ちください。
Dropbox Enterprise、Education をご利用の場合：詳細についてはアカウントチームまたはカスタマーサポートまでお問い合わせください。

注：確認画面が表示された際に、この移行を遅らせて、［基本設定］から後でアップデートすることができます。

今後の変更

以下の表は、Windows 版 Dropbox ベータ版を使用する場合に予想される変更の概要を示しています。このリストは、Windows 版 Dropbox のエクスペリエンス向上の取り組みに応じて継続的に更新されます。

同期アイコンの変更点

Dropbox デスクトップアプリのファイルやフォルダの横にある同期のアイコンは、Cloud Files API に合わせて変更されています。

同期アイコンは次の 4 つの場所に表示されます。

パソコンの Dropbox フォルダ内。
画面右下の［通知センター］内。
詳細なリスト表示内。
アイコンビュー内。同期アイコンはファイルビューの横に表示されるようになります。

今後のアイコンの動作の概要は以下のとおりです。

	ファイル	フォルダ
	白いチェックマークが付いた緑の円のアイコンは、ファイルが同期され、オフラインでアクセス可能であることを示します。	フォルダの場合、このアイコンはフォルダ内のすべてのファイルが、オフラインでも使用できることを意味します。
	青い雲のアイコンは、ファイルが完全に同期され、オンラインのみで使用できることを示します。	フォルダの場合、このアイコンは、フォルダ内に少なくとも 1 つの「オンラインのみ」のファイルがあることを意味します。また、フォルダ内に「利用可」および/または「オフラインアクセス可」のファイルがある場合もあります。
	緑のボーダー線の円内に緑のチェックマークが描かれたアイコンは、ファイルが（直接またはサードパーティ製アプリケーションを介して）開かれ、同期されたことを示します。	フォルダの場合、このアイコンは、フォルダ内に少なくとも 1 つの「利用可」のファイルがあるけれども、「オンラインのみ」のファイルはないことを意味します。また、フォルダ内に「オフラインアクセス可」のファイルがある場合もあります。
	2 本の青い矢印が円を描いているアイコンは、ファイルが更新中であることを示します。	フォルダについても同様です。
	赤い丸に白い「X」が入ったアイコンは、ファイルを更新または同期できないことを示します。	フォルダについても同様です。
	白いマイナス記号が入った灰色の円は、ファイルが無視されることを示します。	フォルダが無視される場合、フォルダ内にある個別のファイルではなく、フォルダにのみこのアイコンが表示されます。