Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを移動する方法

Dropbox では、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドの作成および保存方法が変わります。Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを dropbox.com で作成したことがある方は、ファイルに引き続きアクセスできるようにするために、それらのファイルを移動または変換する必要があります。この変更により、最新の Google 機能を使用しながら、Dropbox の他のコンテンツと一緒にファイルを整理できるようになります。  

これには次の 2 つの方法があります。

1. ファイルを Google ドライブ（GDrive）に移動し、Dropbox ショートカットに置き換えます。ファイルを Google ドライブに移動するには、Google アカウントにログインしリンクする必要があります。こちらが推奨オプションです。
   • Google ファイルは自動的に Google ドライブに移行され、30 日以内に Dropbox 内で対応するショートカットに置き換えられます。
2. Google ファイル（.gdoc、.gsheet、.gslide）を同等の Microsoft Office ファイル形式（.docx、.xlsx、.pptx）に変換します。

Dropbox アカウントで Google ファイルを見つける方法

Dropbox 検索を使用すると、ドキュメントをアップロードまたは変換する前に Google ファイルを確認できます。手順は以下のとおりです。

1. dropbox.com にログインします。
2. ページ上部の検索バーをクリックします。
3. ファイル形式 gdoc、.gsheet、および .gslidesを検索します。

ファイルを Google ドライブに移動する方法

ファイルを移動するには、メール内のボタンか dropbox.com で表示されるバナーをクリックします。手順は以下のとおりです。

1. dropbox.com にログインします。
   • Google ファイルを移動または変換するためのポップアップ ウィンドウが表示されます。
2. ［Google ファイルをショートカットで Google ドライブに移動］を選択します。
3. ［次へ］をクリックします。
4. ［アカウントをリンクする］をクリックします。
5. 画面の指示に沿って、Dropbox アカウントと同じメール アドレスで Google アカウントをリンクします。

アカウントがリンクされると、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドが Google ドライブ上の「Dropbox」という新しいフォルダにアップロードされ、これらのファイルへのショートカットが Dropbox アカウントに追加されて元のファイルを置き換えます。

ファイルを Microsoft Office 形式に変換する方法

ファイルを変換するには、メール内のボタンか dropbox.com で表示されるバナーをクリックします。手順は以下のとおりです。

1. dropbox.com にログインします。
   • Google ファイルを移動または変換するためのポップアップ ウィンドウが表示されます。
2. ［Google ファイルを Microsoft Office ファイルに変換する］を選択します。
3. ［次へ］をクリックします。

ドキュメントが、ご利用の Dropbox アカウント内で同等のファイル形式に自動的に変換されます。
 

ファイルを移動または変換するオプションが表示されない場合は、アカウント設定から操作できます。手順は以下のとおりです。

1. dropbox.com にログインします。
2. 右上にあるアバター（プロフィール写真またはイニシャル）をクリックします。
3. ［設定］をクリックします。 
4. ［アプリ］をクリックします。
5. ［基本設定を管理］の横にある［設定する］をクリックし、手順に沿って操作します。

管理者：Dropbox と Google ドライブのインテグレーションを管理する方法

チームまたはコンテンツの管理者は、チームがどのファイル編集アプリを使えるかを管理することができます。Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを dropbox.com で作成したことがあるチームは、ファイルを Google ドライブに移動するか、対応する Microsoft Office の形式に変換するかを選択する必要があります。
 

Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを Google ドライブに移動することにより、チームの他の Dropbox コンテンツと一緒に、チームで最新の Google 機能を使用しながらファイルを整理できるようになります。Google ファイルは Google ドライブで開いて編集できます。

チーム フォルダ内の Google ファイルは、所有者が 1 人でないため、Microsoft Office の対応するファイルに変換されます。 ただし、変換されたファイルを Google ドライブに移動することは可能です。 手順は以下のとおりです。

1. dropbox.com にログインします。
2. 変換されたファイルの名前をクリックして、プレビューを開きます。
3. 画面左上にある［ファイル］をクリックします。
4. ［名前を付けて保存...］をクリックします。
5. ［Google ドキュメントのショートカット］をクリックします。
6. ［保存］をクリックして、元のファイルと同じ共有権限を使用します。

権限を求めるダイアログを今後表示しないようにするには、［次回から表示しない］の横にあるチェックボックスをオンにします。確認のメッセージが表示されたら、Dropbox に Google アカウントへのアクセスを許可します。

移行が完了すると、ユーザーと管理者向けのレポートが .csvファイルとして生成されます。管理者には dropbox.com で「Google Migration Report - Admin.csv」というタイトルのファイルが表示されます。

よくある質問

ファイルを Google ドライブに移動すると、共有設定はどうなりますか？

ファイルを Google ドライブに移動すると、同じ共有設定が Google ファイルにも適用されます。

Microsoft Office ファイルに変換すると、共有設定はどうなりますか？

Microsoft Office ファイルに変換する場合は、既存の共有設定が尊重されます。

どれが最適なオプションかを知るには、どうしたらいいですか？

ほとんどの場合で、ファイルを Google ドライブに移動し、Dropbox のショートカットを使用することをおすすめします。多数の共有フォルダを使用している場合や、Google 以外のユーザーと共有している場合は、Microsoft Office 形式に変換することをおすすめします。

何の対応もしない場合はどうなりますか？

メールで通知された日付までに対応しなかった場合、Google アカウントと Dropbox アカウントを自動的にリンクすることはできないため、ファイルは自動的に Microsoft Office 形式に変換されます。

ファイルを Google ドライブに移動中にエラー メッセージが表示された場合はどうすればよいですか？

変換できなかったファイルがあった場合は、「Google Migration Report.csv」というタイトルのレポートが Dropbox アカウント内に表示されます。また、Google ドライブのストレージ容量を確認してから、ドキュメントを手動でアップロードすることをおすすめします。

Google ドライブに移動した後もドキュメントは同じ形式を維持しますか？

はい、Google ドライブに移動した後もドキュメントは同じ形式とコンテンツを維持します。

Google ドライブに移行した後、権限の設定は変更されますか？

Google へのアップロード時にも同じ権限/役割を適用するかどうかを選択できます。 グループ権限がある場合は、ファイルを移動した後もこれら権限は変わりません。

ドキュメントのバージョン履歴は引き続き追跡できますか？

Dropbox のショートカットでは、Google ドライブで行われた変更のバージョン履歴は追跡されません。 これを行うには、Google ドライブを使用する必要があります。

Dropbox アカウントのストレージはどうなりますか？

ファイルを手動で移動した場合、または移行の結果必然的に移動することになると、Dropbox アカウントの空き容量は増えますが、Google ドライブ アカウントのストレージ容量に影響します。

移動するファイルの名前が Google ドライブの既存のファイルと同じ場合はどうなりますか？

移動するファイルの名前が Google ドライブの既存のファイルと同じ場合、dropbox.com からの重複ファイルの名前に番号が付きます。（例：「example.docx」と「example (1).docx」など）

Microsoft ファイルを Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドで開くことはできますか？

Dropbox 内から Google ドライブで Microsoft Office ファイルを開くことはできなくなります。編集を続行するには、追加の Microsoft Office ライセンスが必要になる場合があります。