チーム管理者は、チーム メンバーの Dropbox Business アカウントを個人用アカウントに変換できます。変換すると、そのチーム メンバーのビジネス用アカウントが、Dropbox Business チームにリンクしていない Dropbox Basic アカウントに変更されます。
ただし、そのメンバーがチームに参加する前からアクセス権限があった共有ファイルやフォルダ、各自のアカウントに保存している個人用ファイルは、そのまま保管されます。なお、メンバーのアカウントを個人用アカウントに変換すると、管理者はそのメンバーのファイルを管理できなくなります。
注:ユーザーがチームへの招待を承諾しなかった場合、管理者が使用できるオプションは[アカウントを削除]のみになります。
チーム メンバーのアカウントを個人用アカウントに変換する
- 管理者のアカウント情報を使用して dropbox.com にログインします。
- 左側のサイドバーで[管理コンソール]をクリックします。
- [メンバー]タブをクリックします。
- 削除するユーザー名の横にある歯車のアイコンをクリックします。
- [メンバーを削除]を選択します。
- [代わりに Dropbox Basic の個人用アカウントに変換する]をクリックします。
- [アカウントを変換する]をクリックします。
注:
- チーム メンバーのアカウントを変換する操作は元に戻せません。変換すると、アカウントを復元したり、変更を加えたりできなくなります。
- 状況によっては、変換されたチーム メンバーが、過去のチーム メンバーによって共有されたコンテンツへのアクセスを維持していることがあります。 変換されたチーム メンバーがアクセスを維持できないようにする方法をご覧ください。
- チーム メンバーのアカウントを変換すると、そのメンバーが使用していたライセンスを再使用して、別のユーザーをチームに招待できるようになります。
- アカウントを変換したチーム メンバーは[管理コンソール]の[メンバー]タブに[リンクを解除しました]と表示されます。
移行されるアイテム
- すべての非公開(未共有)ファイルとフォルダ
- そのメンバーが所有している共有フォルダ
- 当該チームに参加していないユーザーが所有している共有フォルダとファイル
- チーム参加前にメンバーが所有していた共有フォルダとファイル
- チーム限定権限が付与されていない共有リンク
- そのメンバーに直接共有されたファイルとフォルダ
- 非公開に設定されている未共有の Paper ドキュメント
- 外部(チーム外)のユーザーが共有した Paper ドキュメント
移行されないアイテム
- チーム フォルダ
- 他のチーム メンバーが所有していて、当該のメンバーがチームに参加した後に招待された共有フォルダ、またはチーム限定権限が付与されている共有フォルダ
- チーム限定権限が付与されている共有フォルダ、共有ファイル、共有リンク
- 共有リンクを使用せずに、そのメンバーに直接共有されたチーム ファイル
- メンバーとチーム間で共有している Paper ドキュメント
- グループのメンバーシップと、グループを通じてそのメンバーに共有されたフォルダ
- チーム ファイルとチーム フォルダに対してメンバーが作成した共有リンクは無効になります
- 承認されていないチーム コンテンツに対する共有フォルダの招待は無効になります
- メンバーは SSO を利用できないため、パスワードを使用してログインする必要があります