Dropbox チーム アカウントで削除したユーザー アカウントを復元する
この記事の情報は、Dropbox Professional、Essentials、Standard、Business、Advanced、Business Plus、Enterprise の特定の種類の管理者に適用されます。
この記事では、Dropbox チームの管理者が削除済みのチーム メンバーを復元する際の手順について説明しています。Dropbox チーム アカウントに参加されていない場合は、削除したファイルを復元する手順または休止中のアカウントを復元する手順をご覧ください。
Dropbox チーム アカウントの管理者が誤ってチーム メンバーを削除した場合でも、削除した日から 7 日以内であれば復元できます。メンバーを復元すると、そのメンバーのアカウントが削除前と同じ状態で再度有効になるため、そのメンバーは以前と同じファイルに同じ権限でアクセスできるようになります。削除したメンバーを復元できるのはチーム管理者とユーザー管理者のみです。
チーム メンバーを復元する
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- [管理コンソール]をクリックします。
- [メンバー]をクリックします。
- [削除済み]フィルターをクリックし、 [削除済み]を選択します。
- 復元するメンバーの名前の横にある 「…」(省略記号)をクリックします。ここに名前が表示されていないメンバーは復元することができません。
- [復元]をクリックします。
- 表示されたウィンドウで[復元]をクリックします。
チーム メンバーを復元するオプションが表示されない場合は?
チーム メンバーの復元オプションが管理者に表示されない場合は、いくつかの理由が考えられます。詳しくは次をご覧ください。
- メンバーを削除してから 7 日以上が経過している場合。7 日間を過ぎると、管理者はアカウント移行を使用して新しいチーム メンバーのアカウントにファイルを移行できます。
- 管理者が削除したメンバーのアカウントでアカウント移行をすでに実行した場合。
- 管理者がそのメンバーを完全に削除した場合。
- Dropbox サポートがメンバーを復元した場合。
- 招待されたメンバーが一度もチームに参加していない場合。
- Dropbox API の v.1 を使用しているアプリでメンバーを削除した場合。
復元されるもの
削除したチーム メンバーを復元すると、そのメンバーのアカウントが以前の状態で復元されます(これには、共有フォルダ、ファイル、Paper ドキュメント、グループ、すべてのユーザー設定が含まれます)。ただし、削除したメンバーの復元は補助的な手段として用いるのみにしてください。
メンバーを削除するかどうか判断に迷う場合は、まずユーザーを使用停止にすることをご検討ください。
復元されないもの
一部の機能では、復元されたチーム メンバーが自動的に例外リストに再追加されないことがあります。たとえば、メンバーがエンタープライズ モビリティ管理(EMM)の例外リストに追加されていた場合、アカウントを復元後に、改めて例外リストに追加する必要があります。
Dropbox API を使用して複数のチーム メンバーを復元する
大人数のチーム メンバーを一度に復元するには、Dropbox API をご利用ください。次の 2 つの方法があります。
- Dropbox API で独自のスクリプトを使用してメンバーを復元できます
- Dropbox の復元ツールを使用することができます