チーム用 Dropbox では、チーム メンバーをグループごとに分けることができます。グループとフォルダやファイルを共有すれば、グループ メンバー全員に自動的にアクセスを許可できます。グループには 2 種類あります。
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企業管理グループ |
ユーザー管理グループ |
グループの作成 |
管理者のみがグループを作成できます |
管理者とチーム メンバーが作成できます(管理者が許可している場合) |
参加のリクエスト |
チーム メンバーから参加をリクエストすることはできません |
チーム メンバーから参加をリクエストすることができます |
グループからの退会 |
チーム メンバーは自分からグループを退会することはできません |
チーム メンバーは自分からグループを退会することができます |
メンバーの追加/削除 |
管理者のみがグループのチーム メンバーを追加/削除できます |
管理者とグループ マネージャーの両方がグループのチーム メンバーを追加/削除できます |
グループ所有権の譲渡 |
管理者は企業管理グループをユーザー管理グループに変更し、新しい管理者を指定することができます |
管理者はユーザー管理グループを企業管理グループに変更してグループの管理を強化できます |
Dropbox をまだご利用いただいていない場合は、ファイルの権限管理が簡単になる Dropbox についての記事をご覧ください。
この記事のセクション:
ユーザー管理グループの作成
管理者が許可する場合、チーム メンバーはユーザー管理グループを作成できます。
企業管理グループの作成
企業管理グループを作成できるのは Dropbox チーム管理者のみです。
グループを作成してチーム メンバー全員を含めることはできますか?
はい、Dropbox チームを作成すると、「[チーム名] のメンバー全員」という名前のグループが自動的に作成されます。このグループには現在チームに属している全員が含まれ、新しくチームに参加したメンバーも自動的に追加されます。
注:
グループに追加した新しいメンバーは、そのグループのすべての共有フォルダに招待されます。
ユーザー管理グループにメンバーを追加する
グループ マネージャーは、いつでもユーザー管理グループにメンバーを追加または削除することができます。
注:
企業管理グループにメンバーを追加する
企業管理グループにメンバーを追加できるのは管理者のみです。チーム メンバーが企業管理グループへの参加をリクエストすることはできません。
ユーザー管理グループからメンバーを削除する
グループ マネージャーは、いつでもメンバーの追加や削除ができます。
グループからメンバーを削除すると、グループがアクセスできるすべての共有フォルダとチーム フォルダからそのメンバーが削除されます。
企業管理グループからメンバーを削除する
企業管理グループからメンバーを削除できるのは管理者のみです。
ユーザー管理グループの名前を変更する
グループ マネージャーは、いつでもユーザー管理グループの名前を変更することができます。
企業管理グループの名前を変更する
企業管理グループの名前を変更できるのは管理者のみです。
グループ マネージャーを追加または変更できるのは、ユーザー管理グループのみです。グループ マネージャーはユーザー管理グループを編集または削除することができます。また、グループにメンバーを追加したり削除したりすることも可能です。グループには複数のマネージャーを設定できます。
ユーザー管理グループのグループ マネージャーを追加または変更する
管理権限を移行する場合は、まず上記の手順でマネージャーを追加 した後に、自分の管理権限を削除するか、グループから完全に退会します。
グループの削除を取り消すことはできません。誤ってグループを削除してしまった場合は、最初に作成した方法でグループを再び作成してください。グループを削除しても、グループがアクセスできるファイルやフォルダが削除されることはありません。
ユーザー管理グループを削除する
グループ マネージャーは、いつでもユーザー管理グループを削除することができます。
企業管理グループを削除する
企業管理グループを削除できるのは管理者のみです。
ユーザー管理グループのメンバーは、いつでもグループを退会できます。企業管理グループからメンバーを削除できるのは管理者のみです。
ユーザー管理グループを退会する
チーム メンバーは、参加していないグループともフォルダを共有することができます。
グループとフォルダを共有します
グループのメンバー全員がフォルダに招待されます。
「[チーム名] のメンバー全員」のグループをフォルダに追加するとどうなりますか?
このグループをフォルダに追加すると、すでに Dropbox チームに参加しているメンバー全員とフォルダが共有されます。Dropbox アカウントをまだ持っていない組織内のメンバーには招待メールが送信されません。
同じグループ内のユーザーに、共有フォルダに対して別々の権限を付与することは可能ですか?
はい。グループ マネージャーとフォルダの所有者は、デフォルト設定でグループまたはフォルダの権限を読み取り専用に設定してから、各メンバーへ個別に編集権限を付与することができます。編集権限を付与されたユーザーのみがフォルダのコンテンツを編集できるようになります。
グループに付与した権限は各メンバーに付与した権限より優先されますか?
ユーザーに付与された権限は、追加されることはあっても削減されることはありません。グループの権限とユーザーの権限が異なる場合、そのユーザーにはファイルやフォルダに対して許可されるアクセス レベルが高い方の権限が常に適用されます。
グループ内のユーザーに複数の権限が付与されている場合はどうなりますか?
グループのメンバーシップにより、共有フォルダに 1 回以上ユーザーが参加している場合、ユーザーは付与されている権限のうち、より高度な権限を使用できます。たとえば、グループに編集権限が許可されていて、招待したユーザーに読み取り専用権限が許可されている場合、そのグループに参加しているユーザーはグループで許可されているファイル編集権限を使用することができます。
グループ メンバーのアクセスを制限する必要がある場合は、まずグループからメンバーを削除し、共有フォルダのメンバーとしてもう一度個別に招待して「閲覧」権限を付与します。またはメンバーを個別に招待し、それぞれに閲覧権限または編集権限を付与してください。
Dropbox チーム管理者は、チーム メンバーにユーザー管理グループの作成を許可するかどうかを選択できます。デフォルトでは、チーム メンバーはユーザー管理グループを作成できます。
注:企業管理グループを作成できるのは管理者のみです。ユーザーは企業管理グループへの参加をリクエストすることはできません。
チーム メンバーがユーザー管理グループを作成するオプションをオフにするには:
チームのグループを編集します
特定のチーム メンバーのグループを表示/管理する
Dropbox チームの管理者は、チームに属する各メンバーのグループを表示および管理することができます。新入社員の入社時には適切なグループに簡単に追加できるほか、社員の役割を変更する場合にもグループ調整ができるため便利です。
[グループ メンバーシップ]に、チーム メンバーが参加しているすべてのグループのリストが表示されます。