Dropbox for macOS での変更点

Dropbox for macOS は、Apple の新しい File Provider API を利用して、よりシームレスなエクスペリエンスを実現します。このエクスペリエンスについて詳しくはこちらをご覧ください。

以下では、Dropbox for macOS の使用時に予想される変更点について、追加情報を紹介しています。この情報は、macOS への Dropbox のサポートについて開発や改善が引き続き行われていく中、定期的に更新されます。

注:Dropbox for macOS の使用に必要なデバイスは macOS 12.5 以降となっていますが、macOS 13 以降の使用を強くおすすめしています。

最新アクティビティ 追加情報
Dropbox フォルダの場所の変更は、macOS ではサポートされなくなりました。
  • お使いの Dropbox フォルダが ~/Library/CloudStorage に移動します。
  • Dropbox フォルダの場所が変更されたため、一部のサードパーティ製アプリケーションで以前リンク済みだったファイルを再度リンクし直す必要があります。
  • Dropbox フォルダの外付けドライブへの保存は、macOS ではサポートされなくなりました。
  • Finder の Dropbox フォルダは今後、[お気に入り]ではなく[場所]の項目に表示されるようになります。
  • 個々のフォルダを Dropbox フォルダから[お気に入り]に移動しておけば、すばやくアクセスできるようになります。
一部のサードパーティ製アプリケーションでは、Dropbox のファイルやフォルダにアクセスする権限を付与する必要があります。
  • 一部のサードパーティ製アプリケーションでは、ファイルまたはフォルダを開いたり保存したりするときに、ネイティブの macOS システム ダイアログ ボックスが使用されず、たとえば、ターミナル コマンドなどを使用してファイルにアクセスします。
  • これらのアプリケーションのいずれかから Dropbox のファイルやフォルダに直接アクセスする場合は、アクセスを許可する必要があります。 
Dropbox on macOS では、フラット化されたパッケージと呼ばれる新しいファイル形式がサポートされています。
  • パッケージ ファイルは通常のファイルとして表示されますが、実際は他のファイル タイプを含むバンドルです。
    • パッケージ ファイルの例:.pages、.numbers、.key など。
  • この新しい形式は、以前のパッケージ ファイルと同じ機能を持ちます。
  • 次の変更時および同期時に既存のパッケージが新しい形式に更新されます。
  • フラット化されたパッケージには、Dropbox on macOS を実行しているデバイスでのみアクセスできます。
  • Dropbox Transfer では、フラット化されたパッケージは現在サポートされていません。
Finder で検索しても、Dropbox フォルダ内のすべてのコンテンツが見つかるわけではありません。
  • Finder で検索すると、Dropbox for macOS を実行しているデバイスで以前にアクセスしたことのある「オンラインのみ」のファイルまたはフォルダのみが検索されます。
    • これらの検索結果にはファイル名のみが表示され、ファイルのコンテンツは表示されません。
    • これは、Finder を介した検索に依存する機能(例:「Smart Folders」など)にも影響します。
  • Spotlight を使用した検索には影響はありません。
多数のファイルが関与するアクションは、完了までに通常よりも時間がかかる場合があります。
特定の種類のファイルは、macOS 12 では同期されない場合があります。
  • ファイルまたはフォルダの名前にバイト順マーク(BOM)が含まれている場合、同期されない可能性があります。
  • ファイルまたはフォルダの名前がスペースで始まり、その後に 1 桁の数字が続く場合、同期されない可能性があります。
  • これらの問題は macOS 13 以降ではすでに解決されています。
LAN Sync は現在、Dropbox for macOS ではサポートされていません。
名前が非常に長い特定のファイルやフォルダ、または深くネストされたフォルダ構造にある特定のファイルやフォルダは同期されません。
  • ファイルまたはフォルダ名の長さの上限は、パス全体によって異なります。
  • パスの長さは最大 1024 文字となっています。
一部の種類のファイルは、アプリケーションがそのファイルをアクティブに編集している間は同期されない場合があります。
  • macOS 13 では、これらのファイルは Dropbox デスクトップ アプリの[同期の問題を表示する]のウィンドウで明確に識別されます。
    • 同期を再開するには、これらのファイルをアクティブに編集しているアプリケーションを閉じてください。

 

パソコンがエネルギーを節約しようとしているときは、同期が遅くなることがあります。
  • Mac のバッテリー残量が少なくなっている場合、Mac が電源に接続されていない場合、または高温になっている場合、Dropbox は節電のために同期を調整します。
    • この状況では、Dropbox の同期が以前のバージョンの macOS よりも遅くなる可能性があります。
ファイルの種類によっては Dropbox for macOS ではサポートされていないものもあります。
ダウンロードしたファイルの一部が、ディスクの空き容量を占有していると表示されない場合があります。
新しく追加されたファイルの中には、デフォルトで「オンラインのみ」になるものがあります。
  • 別のデバイスから Dropbox アカウントに追加されたファイルや、別のユーザーが共有したファイルは、デフォルトで「オンラインのみ」になります。
Dropbox Backup が有効になっている場合、AirDrop は機能しません。
  • これはすでに報告されている問題で、現在 Dropbox のエンジニア チームが解決に向け積極的に取り組んでおります。
    • お使いのデバイスでこの問題を解決するには Dropbox サポートまでお問い合わせください。
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