チームのロック状態とは?
この記事では、一部のDropbox チーム アカウントに適用される可能性のあるステータスについて説明します。
注:Dropbox では現在新しいロック状態エクスペリエンスを導入中です。この記事を読む前にまず、記事の内容があなたのロック状態エクスペリエンスに適用されるかどうかを確認してください。
このリンクをクリックして「チーム向け Dropbox を解約して Dropbox チーム [チーム名] を解散しようとしています」というページが表示された場合は、この記事の情報はお使いのチームには適用されませんので、こちらの記事をお読みください。
「チーム ファイルとアカウントをどうするか選択してください」というページが表示された場合は、この記事の情報がチームに適用されます。
注:管理者が一定期間内にチーム アカウントをどうするか選択しなかった場合、チーム アカウントは自動的に削除される場合があります。 管理者には、チーム アカウントが自動的に削除される前に通知メールが届きます。
チームがロック状態になっているかどうかはどうすればわかりますか?
dropbox.com のページ上部に赤い通知バナーが表示され、Dropbox 全体の機能が制限されるため、チーム アカウントがロック状態になっていることが分かります。
ロック状態になると:
- ファイルを同期できなくなります。
- 新しいファイルやフォルダの作成およびアップロードが一切できなくなります。
- Dropbox アカウントにあるファイルやフォルダを閲覧およびダウンロードすることはできますが、編集することはできなくなります。
- 新しいメンバーの招待、メンバーへの使用停止措置、グループ管理などの機能が無効になります。
- Dropbox Business か Business Plus をご利用の場合、または Dropbox Standard か Advanced のベータ版アクセスに登録されている場合、dropbox.com および Dropbox モバイルアプリ上での署名機能はすべて無効になります。
ロック状態を解除する方法
ロック状態を解除するためにチーム メンバーができることは以下の通りです。
管理者の場合は、次のオプションから選択できます。
チームがロックされた状態が一定時間続くと、管理者とメンバーには、上記のいずれかのアクションを実行するための期限を知らせるメール通知が届きます。管理者がその期間内にこれら 3 つのオプションのいずれかを選択しない場合、チーム アカウントは自動的に削除されます。
注:管理者には、チーム アカウントが自動的に削除される前に通知メールが届きます。
管理者:チームがロック状態の場合にどうするかを選択
加入プランをアップグレードするには:
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 画面上部に表示されている赤色のバナーの[オプションを確認する]をクリックします。
- 青色の[チーム用の Dropbox を維持する]ボタンをクリックします。
- 注:このオプションが表示されない場合、チームにはチーム向け加入プランを更新または購入する資格がありません。
- お支払い情報を入力します。
注:ロック状態でチームを退会したユーザーがいる場合、アップグレードが完了してからそのメンバーを招待し直す必要があります。これらのメンバーは、招待を承諾するまでチームに再度参加されません。
チームを解散した場合:
- チーム メンバーと管理者全員に、個人用フォルダが含まれた Dropbox Basic アカウントが割り当てられます。
- チーム スペースにあったコンテンツは、チームの解散をトリガーしたチーム管理者が所有する共有フォルダに保管されます。管理者、チーム メンバー、外部の共同編集者など、以前にこのコンテンツへのアクセスを持っていたすべてのユーザーは、共有フォルダに引き続きアクセスできます。
- チーム メンバーや他の管理者がチーム スペースにあったコンテンツへのアクセスできないようにするには、チームの解散をトリガーする前にアカウントを Basic アカウントに変換するのが最も簡単です。また、管理者は、チームの解散前または解散後に特定のファイルやフォルダの共有を解除することもできます。
- チーム解散後は、Capture コンテンツにアクセスできなくなります。
上記以外にも、チームを解散すると次のようになります。
- チーム構造が削除されます。
- チーム フォルダ内の共有フォルダへのアクセス権を付与されたユーザーについては、その権限が維持され、フォルダ内にあるコンテンツの閲覧と操作が可能になります。
- 承認待ちの招待が削除されます。
- 使用停止中のユーザーが削除されます。
- アカウント移行が完了していない場合、削除されたチーム メンバーのコンテンツは完全に削除されます。
- アーカイブされたフォルダはアーカイブが解除され、チームの解散をトリガーしたチーム管理者によって所有されます。
- 削除されたファイルやフォルダは復元できません。
- 保留中の署名依頼がキャンセルされます。
- 署名済みのドキュメントは編集できませんが、以前にチーム フォルダへのアクセス権を持っていたすべてのユーザーが引き続き閲覧またはダウンロードすることができます。
- チーム メンバーは、自ら作成した署名テンプレートの所有権を保持します。
- 署名テンプレートがロックされます。Dropbox Essentials、Business、または Business Plus を購入するとロックは解除され、テンプレートをまた使用できるようになります。
- Replay チーム プロジェクトの所有権はチーム解散時に管理者に移動します。 チーム メンバーは各自の個人アカウントから引き続き Replay プロジェクトにアクセスできますが、外部のファイル プロジェクトへのアクセスは失われます。
- 注:管理者は、チームを解散するときに、Replay のチーム コンテンツすべてを削除することも選択できます。 削除された Replay コンテンツを復元できるのは、削除から 30 日以内のみとなっています。
チームを解散する手順は次のとおりです。
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 画面上部に表示されている赤色のバナーの[オプションを確認する]をクリックします。
- [Dropbox をキャンセルしてチームを解散する]をクリックします。
- [ファイルを保存して個人用アカウントに移動する]を選択します。
- 次の横にあるチェックボックスをオンにします。
- チームを解散または削除する操作は元に戻すことができず、[チーム名] チームは存在しなくなります。
- チームの無料トライアルの残り期間を失うことになることを理解しています。
- 注:これは、無料のチーム トライアル版に参加している場合にのみ表示されます。
- [確認]をクリックします。
この解散手順が完了するとチームは自動的にログアウトします。
チーム アカウントを削除すると、チームが所有するものはすべて完全に削除され、復元することはできません。これには、以下のすべてが含まれます。
- チーム メンバー アカウント
- チームの削除をトリガーした管理者を含む管理者アカウント
- チームが所有するコンテンツ(共有フォルダを含む)
- 注:チーム管理者が非アクティブだったためにチーム アカウントが削除された場合、チームが所有する共有フォルダへのアクセス権を持つ外部共同編集者に、そのフォルダがまもなく削除されることを知らせる自動メールが届きます。自ら所有している可能性のあるコンテンツを保存できるよう外部共同編集者に時間を与えるため、外部と共有されているフォルダについては削除が遅れます。チームが外部共同編集者に通知せずに、すべての共有フォルダをすぐに削除したい場合は、チーム管理者が以下の手順に従って手動でチームの削除をトリガーする必要があります。
- 個人用フォルダ
- チームのメタデータ
ロック状態のチーム アカウントを削除するには:
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 画面上部に表示されている赤色のバナーの[オプションを確認する]をクリックします。
- [Dropbox をキャンセルしてチームを解散する]をクリックします。
- [全ファイルと全アカウントが削除されます]のオプションを選択します。
- 次の横にあるチェックボックスをオンにします。
- チームを解散または削除する操作は元に戻すことができず、[チーム名] チームは存在しなくなります。
- チームの無料トライアルの残り期間を失うことになることを理解しています。
- 注:これは、無料のチーム トライアル版に参加している場合にのみ表示されます。
- [確認]をクリックします。
これにより、チームの削除プロセスがトリガーされます。チームの削除プロセスが完了すると、メールが届きます。