チームのロック状態とは?
この記事では、一部のDropbox チーム アカウントに適用される可能性のあるステータスについて説明します。
Dropbox Standard、Business、Advanced、Business Plus のトライアル期間が終了した場合、またはプランをキャンセルした場合、チームがロック状態になることがあります。
チームがどのような状態になるかは、管理者が有料のチーム向け加入プランまたはトライアル版のどちらを利用しているか、およびチームが有料の個人用アカウントを持っているかどうかによって異なります。
- 有料の加入プランをキャンセルしたチーム、およびトライアル版を利用しており有料の個別アカウントを誰も持っていないチームはロック状態になります。管理者が一定期間内にチーム アカウントをどうするかを選択しない場合、チーム アカウントは自動的に削除されることがあります。
- 管理者には、チーム アカウントが自動的に削除される前に通知メールが届きます。
- 有料追加プランに変換せずにチーム トライアル版が終了し、チーム管理者があなただけである場合(そしてチーム メンバーがいない場合)、一定の期間後に Dropbox Basic にダウングレードされる場合があります。
- 有料の個人用アカウントを持つトライアル版チームは自動的に解散することになり、メンバーは無料トライアル版に登録する前に持っていたアカウント タイプに戻ります。
- 解散が完了すると、チームにメールで通知されます。
チームがロック状態になっているかどうかはどうすればわかりますか?
dropbox.com のページ上部に赤い通知バナーが表示され、Dropbox 全体の機能が制限されるため、チーム アカウントがロック状態になっていることが分かります。
ロック状態になると:
- ファイルを同期できなくなります。
- 新しいファイルやフォルダの作成およびアップロードが一切できなくなります。
- Dropbox アカウントにあるファイルやフォルダを閲覧およびダウンロードすることはできますが、編集することはできなくなります。
- 新しいメンバーの招待、メンバーへの使用停止措置、グループ管理などの機能が無効になります。
- Dropbox Business か Business Plus をご利用の場合、または Dropbox Standard か Advanced のベータ版アクセスに登録されている場合、dropbox.com および Dropbox モバイルアプリ上での署名機能はすべて無効になります。
注:ロック状態のチームは、チーム スペース エクスペリエンスに更新されている可能性があります。チーム スペースの詳細についてはこちらをご覧ください。
ロック状態を解除する方法
ロック状態を解除するためにチーム メンバーができることは以下の通りです。
管理者の場合は、次のオプションから選択できます。
- チーム向けの加入プランを購入または更新する
- チームを解散する
- チームを削除する
- Basic チームへのダウングレード
- 注:このオプションは現在、ニュージーランド、オーストラリア、カナダのユーザーのみにご利用いただけます。
チームが一定時間ロックされた状態になると、管理者とメンバーには、上記のいずれかのアクションが実行されることと、その期限を知らせるメール通知が届きます。管理者がその期間内にこれら 3 つのオプションのいずれかを選択しない場合、チーム アカウントは自動的に削除されます。
注:管理者には、チーム アカウントが自動的に削除される前に通知メールが届きます。
管理者:チームがロック状態の場合にどうするかを選択
加入プランをアップグレードするには:
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 画面上部に表示されている赤色のバナーの[オプションを確認する]をクリックします。
- 青色の[チーム用の Dropbox を維持する]ボタンをクリックします。
- 注:このオプションが表示されない場合、チームにはチーム向け加入プランを更新または購入する資格がありません。
- お支払い情報を入力します。
注:
- ロック状態でチームを退会したユーザーがいる場合、アップグレードが完了してからそのメンバーを招待し直す必要があります。これらのメンバーは、招待を承諾するまでチームに再度参加されません。
- チーム メンバーは、30 日間同じメール アドレスで別の Dropbox アカウントを作成できなくなります。
チームを解散した場合:
- チーム メンバーと管理者全員に、個人用フォルダが含まれた Dropbox Basic アカウントが割り当てられます。
- チーム スペースにあったコンテンツは、チームの解散をトリガーしたチーム管理者が所有する共有フォルダに保管されます。管理者、チーム メンバー、外部の共同編集者など、以前にこのコンテンツへのアクセスを持っていたすべてのユーザーは、共有フォルダに引き続きアクセスできます。
注:
- チーム メンバーや他の管理者がチーム スペースにあったコンテンツへのアクセスできないようにするには、チームの解散をトリガーする前にアカウントを Basic アカウントに変換するのが最も簡単です。また、管理者は、チームの解散前または解散後に特定のファイルやフォルダの共有を解除することもできます。
- チーム解散後は、Capture コンテンツにアクセスできなくなります。
上記以外にも、チームを解散すると次のようになります。
- チーム構造が削除されます。
- チーム フォルダ内の共有フォルダへのアクセス権を付与されたユーザーについては、その権限が維持され、フォルダ内にあるコンテンツの閲覧と操作が可能になります。
- 承認待ちの招待が削除されます。
- 使用停止中のユーザーが削除されます。
- アカウント移行が完了していない場合、削除されたチーム メンバーのコンテンツは完全に削除されます。
- アーカイブされたフォルダはアーカイブが解除され、チームの解散をトリガーしたチーム管理者によって所有されます。
- 削除されたファイルやフォルダは復元できません。
- 保留中の署名依頼がキャンセルされます。
- 署名済みのドキュメントは編集できませんが、以前にチーム フォルダへのアクセス権を持っていたすべてのユーザーが引き続き閲覧またはダウンロードすることができます。
- チーム メンバーは、自ら作成した署名テンプレートの所有権を保持します。
- 署名テンプレートがロックされます。Dropbox Essentials、Business、または Business Plus を購入するとロックは解除され、テンプレートをまた使用できるようになります。
- Replay チーム プロジェクトの所有権はチーム解散時に管理者に移動します。 チーム メンバーは各自の個人アカウントから引き続き Replay プロジェクトにアクセスできますが、外部のファイル プロジェクトへのアクセスは失われます。
- 注:管理者は、チームを解散するときに、Replay のチーム コンテンツすべてを削除することも選択できます。 削除された Replay コンテンツを復元できるのは、削除から 30 日以内のみとなっています。
チームを解散する手順は次のとおりです。
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 画面上部に表示されている赤色のバナーの[オプションを確認する]をクリックします。
- [Dropbox をキャンセルしてチームを解散する]をクリックします。
- [ファイルを保存して個人用アカウントに移動する]を選択します。
- 次の横にあるチェックボックスをオンにします。
- チームを解散または削除する操作は元に戻すことができず、[チーム名] チームは存在しなくなります。
- チームの無料トライアルの残り期間を失うことになることを理解しています。
- 注:これは、無料のチーム トライアル版に参加している場合にのみ表示されます。
- [確認]をクリックします。
この解散手順が完了するとチームは自動的にログアウトします。
チーム アカウントを削除すると、チームが所有するものはすべて完全に削除され、復元することはできません。これには、以下のすべてが含まれます。
- チーム メンバー アカウント
- チームの削除をトリガーした管理者を含む管理者アカウント
- チームが所有するコンテンツ(共有フォルダを含む)
- 注:チーム管理者が非アクティブだったためにチーム アカウントが削除された場合、チームが所有する共有フォルダへのアクセス権を持つ外部共同編集者に、そのフォルダがまもなく削除されることを知らせる自動メールが届きます。自ら所有している可能性のあるコンテンツを保存できるよう外部共同編集者に時間を与えるため、外部と共有されているフォルダについては削除が遅れます。チームが外部共同編集者に通知せずに、すべての共有フォルダをすぐに削除したい場合は、チーム管理者が以下の手順に従って手動でチームの削除をトリガーする必要があります。
- 個人用フォルダ
- チームのメタデータ
ロック状態のチーム アカウントを削除するには:
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 画面上部に表示されている赤色のバナーの[オプションを確認する]をクリックします。
- [Dropbox をキャンセルしてチームを解散する]をクリックします。
- [全ファイルと全アカウントが削除されます]のオプションを選択します。
- 次の横にあるチェックボックスをオンにします。
- チームを解散または削除する操作は元に戻すことができず、[チーム名] チームは存在しなくなります。
- チームの無料トライアルの残り期間を失うことになることを理解しています。
- 注:これは、無料のチーム トライアル版に参加している場合にのみ表示されます。
- [確認]をクリックします。
これにより、チームの削除プロセスがトリガーされます。チームの削除プロセスが完了すると、メールが届きます。
注意:チーム メンバーは、30 日間同じメール アドレスで別の Dropbox アカウントを作成できなくなります。
注:Basic チームは現在、ニュージーランド、オーストラリア、カナダのユーザーのみにご利用いただけます。
Dropbox Basic チームは、最大 10 人のユーザーが共有ワークスペース内で共同作業をしたり、ファイルやドキュメントを共有したり、プロジェクトで共同作業したりできる無料のチーム プランです。
以下の場合、チームはダウングレードの対象となります。
- メンバーが 10 人以下
- ストレージ容量の使用量が 2 GB以下
有料チーム プランからダウングレードすると、以下のようになります。
- チームで共有するストレージ容量が 2 GB に
- チーム人数の上限が 10 人に
- SSO、2 段階認証、デバイス承認などのプレミアム セキュリティ機能が利用不可に
- 署名依頼の利用が制限付きに
- ファイルの復元期間が 180 日から 30 日に
- ファイル エンゲージメントの追跡機能が利用不可に
- リンクされたアプリの API アクセスが取り消しに
チームをダウングレードした管理者が引き続き Basic チームの管理者となります。その他の管理者はチーム メンバーになります。
Basic チームのチーム メンバーは、メンバー フォルダと、以前にアクセス権を持っていたチーム フォルダに引き続きアクセスできます。Basic チームのメンバーは誰でも、新しいチーム フォルダを作成したり、自ら作成したフォルダへのアクセス制限を設定したりできます。
チーム管理者はいつでもメンバーを削除したり、チームを解散したりすることができます。
チームをダウングレードする方法
有料チームからチームをダウングレードするには:
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 左側のサイドバーで[管理コンソール]をクリックします。
- 左側のサイドバーにある[お支払い]をクリックします。
- 下方向にスクロールして[プランをキャンセル]をクリックします。
- キャンセルする理由を選択します。
- [キャンセルを続行]をクリックします。
- [次の点をご了承ください]のチェックボックスをすべてオンにします。
- [キャンセル処理を完了]をクリックします。
- dropbox .com のホームページで、画面上部に表示されている赤色のバーの[オプションを確認する]をクリックします。
- [チーム向け無料 Dropbox プランに変更]を選択します。
- [変更を確認]をクリックします。
無料トライアル版の終了時にチームをダウングレードするには:
- dropbox.com で管理者のアカウント情報を使用してログインします。
- 画面上部に表示されているバナーの[オプションを確認する]をクリックします。
- [チームのプランを Basic 無料プランに変更]を選択します。
- [変更を確認]をクリックします。