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Dropbox サービスへのすべての接続は、セキュアな接続(SSL)を使用しています。「セキュアな接続を確立できません」というエラーが表示された場合は、次のいずれかの理由が考えられます。
システムの時刻は正しいですか?
パソコンがユーザーのシステム日付と Dropbox の SSL 証明書の有効期限を比較します。システム時刻が過去のままになっていたり Dropbox の SSL 証明書の有効期限以降である場合、セキュアな接続を確立できません。
このエラーを修復するには、(パソコンやルーター、またはその両方で)システム時刻を現在の日付に変更します。
注:システム時刻は、パソコンのタスクバー(Windows)またはメニューバー (Mac)に表示されている日付/時刻とは異なります。詳細は macOS または Windows のヘルプセンターをご覧ください。
プロキシやファイアウォールが Dropbox サービスをブロックしている
プロキシ設定にエラーがある
一部の外部ソフトウェア プログラムをインストールすると、パソコンのデフォルトのプロキシ設定が変更され、変更されたことが通知されない場合があります。プロキシ設定が変更されていないか確認してください。プロキシ設定を使用しない場合は、[プロキシなし]のオプションを選択してください。
また、Dropbox の[基本設定]メニューでもプロキシ設定を変更できます。
Dropbox フォルダをサポートされている場所に移動してくださいといった通知や、サポートされていないファイル システムに Dropbox を移動しようとした場合に通知が表示された場合は、Dropbox フォルダの場所にサポートされているファイル システムがあるか確認してください。安定性と一貫性に優れたサービスを提供するため、Dropbox では一般的なファイル システムとの互換性や動作性を厳しくテストしています。Dropbox フォルダは拡張属性をサポートしているファイル システム上に配置してください。
この通知が表示された場合は、Dropbox フォルダをサポートされている場所に移動してください。
Dropbox フォルダの場所のファイル システムを確認するには、ディスクの管理ツール(Windows)またはディスクユーティリティのツール(Mac)をご利用ください。
上級ユーザー向けの注意事項:サポートされている場所がない場合は、サポートされているファイル システムで場所を再フォーマットしてみることも可能です。ただし、このオプションを使用する際は、まずディスクの消去が必要な場合もあるため、データ紛失のリスクを伴う可能性があります。ご利用されているパソコンの詳細設定を把握している場合に限り、こちらのオプションをお試しください。データを紛失することなくドライブを再フォーマットするために、オペレーティング システムのメーカーによるウェブサイトを参照し、必要なステップをすべて参照してください。
Window では、このエラーは「%TEMP%」フォルダでアクセス許可の問題が発生していることを意味しています。これは Dropbox や他のアプリが起動、インストール、アンインストールに使用しているフォルダです。この問題を解決するには、ユーザー プロファイルに「%TEMP%」フォルダの「完全な権限」を与える必要があります。
「%TEMP%」フォルダのアクセス許可を変更する
アクセス許可はご利用のパソコンにインストールしている他のアプリケーションにより変更される場合もある点にご注意ください(信頼できない提供元から入手したソフトウェアなど)。パソコンを再起動した後でもアクセス許可の問題が解決されない場合は、パソコンにインストールしてある他のプログラムがその変更を行ったことを意味しています。可能であれば、システム許可のログを確認します。確認できない場合は変更を行ったプログラムを特定するために、専門家に見てもらう必要があります。
このエラーが発生したときは、もう一度お試しになるか、Dropbox ヘルプセンターをご覧ください。また、Dropbox サポートにお問い合わせいただく方法もあります。お問い合わせの際は、エラーが発生したときの状況をできるだけ詳しくお知らせください。たとえば、エラーが発生する前にどのような操作を行っていたかなどです。
Dropbox では新機能を追加、パフォーマンスを改善、セキュリティを強化した Dropbox アプリの最新バージョンを定期的にリリースしています。新しいバージョンは自動更新でリリースされます。
ただし、状況によっては更新できないことがあります。更新できない理由は、権限の問題などの環境設定に起因する場合や、ウィルス対策ソフトやファイアウォール ポリシーなど、他のアプリケーションとの相互作用に起因している場合があります。
何度か試行を繰り返しても自動更新できない場合、Dropbox アプリに「旧バージョンの Dropbox をご利用のようです」とメッセージが表示されます。このエラーの解決方法は以下のとおりです。
次の場合は、Dropbox アプリをアンインストールしてから再インストールしてください。
アプリケーションの更新期限が切れた場合は、Dropbox の同期が停止します。[Dropbox を更新]をクリックして更新処理を開始すると、引き続き Dropbox を利用できます。
Dropbox Business
Dropbox Business のチーム メンバーのアカウントが自動更新されなかった場合は、Dropbox の最新バージョンをインストールするために必要な権限がパソコンのユーザー プロファイルで許可されていない可能性があります。手動で更新できない場合は、チームの IT 管理者にお問い合わせください。
「ご利用のパソコンに対応していません」というエラーが表示された場合、そのパソコンがシステム要件を満たしていない可能性があります。この問題を解決するには、まず Dropbox がご利用のオペレーティング システムに対応しているかを確認します。対応していない場合は、対応しているバージョンにアップデートしてください。
Windows パソコンでの互換モード
Windows パソコンをご利用の場合は、Dropbox で互換モードが有効になっていないことを確認します。対応オペレーティング システムで Dropbox デスクトップ アプリを利用するには、互換モードを無効にしてください。
「Dropbox がレジストリにアクセスできません」というエラーが表示された場合は、Dropbox が Windows レジストリでアカウントの重要な情報にアクセスを試みた際に、アクセスを拒否されたことを意味します。
大抵の場合、レジストリへのアクセスは古いユーザー アカウントのアカウント資格情報で保護されています。Windows のパスワードをリセットすることで問題は解決します。
Windows のパスワードをリセットする
パスワードのリセットが完了したら、Dropbox をもう一度インストールしてください。問題なくインストールできるはずです。それでも問題が解決されない場合は、フォルダに保存したファイルのいずれかで権限が誤って設定されている可能性があります。
ファイル権限のエラーを修復する
cd %APPDATA%\Microsoft\Protect
attrib -s -h -r credhist
attrib +s +h credhist
上記の方法でもエラーを修復できない場合は、レジストリからエントリを手動で削除してください。Windows レジストリには機密情報が含まれているため、レジストリの編集に慣れているユーザー以外は編集しないでください。また、レジストリの編集には管理者権限が必要です。
Windows レジストリを更新する
HKEY_CURRENT_USER\Software\Dropbox\ks
「ks キーを削除できません。削除中にエラーが発生しました」と表示された場合は、グループやユーザー名を追加してください。
グループやユーザー名を追加して ks キーを削除できないエラーを修復する
ks
]キーを右クリックします。自分をオーナーとして追加する
注:自分を所有者として追加しようとすると、エラーが発生することがあります。レジストリでは所有者を変更できないオブジェクトもあります。このエラー メッセージは予期された動作のため、警告を無視して構いません。
特定のオペレーティング システムのバージョンに Dropbox をインストールする際に、「Dropbox が破損しているため開くことができません」というエラー メッセージが表示される場合があります。